函館奉行所 建築家

後編です。

ご厚意で、伊達の藤本壮介氏設計の施設群を見せて頂けることに。

矩形をずらしながら組み合わせるだけで、多様な空間ができていました。

上の2つの建物とも、矩形と矩形のあいだにできた隙間を共用スペースとして使っています。

それが、「交流スペース」としてつくられた「部屋」で休むのではなくて、

自分の家と隣の家との間の庭にテーブルとイスを置いて楽しむ、

そんなリラックスできるような、開放的な空間が作られているように思いました。

(内観写真は省略)

去年も行った、函館未来大学です。

これだけ大きな建築になると、それぞれの大きな要素(柱、梁、手摺)が集まって、面として見えてきます。

函館奉行所です。

屋根の形がかなり特殊で、建築史に詳しい人に説明してもらいたいです。

これでも美しいですが、この種の建築は経年で色が濃くなった状態の方が好きです。

新撰組のイベント(?)が開催されていました。

観光資源の多い地域は面白いです。

函館の図書館です。

天窓から取り入れた光が、乳白色のスクリーンを通って、やさしく室内を照らします。

影ができないので、本に手の影が映らず、快適に読めるような設計者の配慮がありました。

ということで、とても充実した3日間でした。

Categories:

Tags:

Comments are closed