森の教会、石彩の教会建築家

所属している建築士会の全国大会が函館で開催されたので参加してきました。

夜型の私にしては珍しく、朝5時に帯広を出発して道中、建築を見ながら函館に向かいました。

十勝の人は知ってる人が多いのではないでしょうか。

ルスツにある安藤忠雄設計の水の教会です。

以前ここを訪れた時は、2016年の大型台風が過ぎ去ったばかりの時で、池がかなり汚れていました。

現在は復旧して、美しい景色が見えます。

築30年以上経過しているらしく、建物自体は風化が進んできていました。

教会続きで石彩の教会です。

ぱっと見、木造のように見えますが、S造とRC造の混構造です。

アプローチや、素材の使い方など面白い部分が多々ありましたが、先日同じような組み方で構造を負担している建築を見たばかりなので、小屋組みだけは化粧の丸太で負担していれば…と思いました。

先日見学した札幌の聖ミカエル教会
 
これは小屋組み(屋根)が化粧の木になっています。

石彩の教会と同じ敷地にある、森の教会(たぶん)です。

ログハウス風の小屋の中に、急に白い枠に囲まれたピクチャウィンドウがあります。

天気も良く、映えるな~結婚式場らしいな~と思って見ていました。

荒々しい木材で作られた空間に、急に真っ白なものがぽつりと出てくると、その異物感が神聖な雰囲気を出していて面白い体験をしました。

続きはまた次回。

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